令和4年度卒業式祝辞 

 本日は山村国際高等学校の令和4年度卒業式が挙行される事、感謝と共にお慶び申し上げます。
卒業生そして保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます。
思い起こせば令和2年4月7日(火)期待といつも以上の不安を抱え入学されました。
同年2月末頃から始まったコロナ出現からの非日常の生活、中学の卒業式も通常開催とはいかず、
高校の入学式も同じくコロナ仕様の開催でした。
学校生活においても自宅学習やリモート授業、分散登校など思い描いていた高校生活とは
かけ離れたものでしたね
もしかしたら、クラスメイトのマスクを取った顔を知らないという人もいるでしょう。
そんな「何だこりゃ?」な日々を日常に持っていく対応力を身につけたくましく成長してき
生徒の皆さんは素晴らしい「令和の怪物」と言えるでしょう。
日帰り校外学習、近年山国では珍しい宮城県北海道の国内修学旅行、 3年生のみで開催された体育祭、
制限付紫藤祭もみんなで作り上げた思い出ですね。
後援会も生徒のみなさんと紫藤祭の参加ができて嬉しかったです。
「青春は密な物」だけど「密を避けても青春!」を成し遂げた素晴らしい功績は
胸を張っていきましょう。保護者の皆様におかれましては、今までの人生では経験した事のない
パンデミックの中で、大切なお子様とご家族を守る日々でしたね。
慣れない生活をまとめ上げられ、乗り越えてきたご尽力をお察しします。
学習面や進路についても学校を信じて対応してきた日々でした。
学校教職員のみなさんもきっと不安を感じながらもこのコロナ禍に立ち向かってくださいました。
みんなで乗り越えてきた忘れられない三年間でしたね。
卒業生の皆さんは、今までよりもさらに進化して、それぞれの道を歩まれます。
進学される方、就職される方、様々ですが、山村国際高校で学んできた
「質実 英知 愛敬」
の校訓をしっかりと染み込ませて過ごしてきた皆さんはきっと「絶対大丈夫」でしょう。
さらに山村国際高校の先生方は、定年までほぼいらっしゃいます。
道に迷ってしまった時は、先生方を思い出して学校訪問してください。
今日の卒業式からさらに進化した皆さんの姿を先生方も楽しみに待っていてくれると思います。
先生方!その時には温かく受け入れてくださいますようによろしくお願いします。
みなさんは100周年の卒業生。思いがけない日々を過ごしこの日を迎えられた事は、
もちろん自分の頑張りが一番ですが、ご家族や先生方や自分の周りにいてくれる全ての
人々がいてくれたから。
いつの日か、支えてくれた皆さんに感謝を伝えられると良いですね。
私たち後援会も皆さんの母校である山村国際高校が永年継続できますように応援を続けます。

改めまして、ご卒業おめでとうございます。ブラボー!!!

令和五年三月三日
山村国際高等学校後援会
会長 佐藤さくら

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