学校長挨拶

100年の想いをつなぎ、さらなる飛躍

あなたの夢を実現する学校 山村国際高校

学校長 中山 達朗

本校は令和4年度、学校創立100周年という記念すべき節目の年を迎えました。
大正11年(1922年)9月1日「裁縫手芸伝習所・山村塾」が開設されて以来、山村高等裁縫女学校、川越高等家政女学校、山村女子高等学校、山村第二女子高等学校、山村国際女子高等学校、山村国際高等学校等様々な変遷を経て現在に至り、名実とともに伝統と光輝ある高等学校として発展してきました。

この間、校訓である「質實・英知・愛敬」のもと、「素直な気持ち、感謝の気持ちをもって働く人間を育成する。高い知性と優れた創造力を発揮できる人間を育成する。
人を慈しみ、尊敬する心を持った人間を育成する」ことで有能な人材を輩出して参りました。
学習指導では、本校の特色である英語教育の更なる充実に向け、外国人教諭3名を各学年にそれぞれ配置し平常の授業は勿論、英語検定・GTECなどの対策に取組んでいます。
また、「放課後英会話教室」の実施やスピーキングとリスニングの能力アップを目的とした5日間オールイングリッシュで行う「イングリッシュ スキルアップ セミナー」を令和4年度入学生からは、従来の1年次に加え2年次においても開催することとしました。
  さらに、国際交流事業としてアメリカのサンディエゴ市や福島県ブリティッシュヒルズでの語学研修、2年次のニュージーランドへの修学旅行などを予定し、国際化の時代に適応できる教育体制を構築しております。

学習システムでは、生徒の個性や能力・特性をより伸張するために様々な取組みが展開されております。
学力及び進路実績の向上を目指して設定されているコースは、大学進学に特化した特進選抜コース・特別進学コース、多様な進路希望を実現できる進学コース、食物・保育への進路希望を支援するライフデザインコースなど生徒一人ひとりの進路実現に向けた学習システムを推進しております。

学習環境面では、全普通教室に電子黒板の設置、校内WiFi環境を整備し、コロナ禍においても「学びを止めない」をキーワードにオンライン授業を展開するなど、ICT教育の拡充に努めております。
こうした様々な取組みの成果として、令和3年度卒業生の主な大学進学実績では、進学率が向上するとともに、4年制大学における現役合格者数はのべ352名、さらに難関私立大学の上智・明治・立教・法政・学習院をはじめ日東駒専・大東亜帝国などへも多くの合格者を輩出しました。
国公立大学では、東京外国語大学や埼玉大学をはじめ、生徒・保護者の期待に応える実績を上げております。
さらに、一般受験に特化した特別講座、発展的な学習指導や苦手教科の克服を図るための放課後セミナーなどを設置し学力向上を支援しております。

生徒会活動では、生徒会役員や実行委員会が中心となりコロナ禍の各学校行事について工夫・改善を重ね開催に至るなど、全生徒の学校行事への参画意識を高めております。

部活動では、それぞれの部が高い目標を掲げ、全国・関東大会出場や県大会上位入賞を目指して日々の練習・研究・稽古・トレーニングに励んでおります。
令和3年度は、ダンス部が第9回全国高等学校ダンス部選手権において初優勝に輝き、数多くのメディアに取り上げられ全国に「山村国際高等学校」の名を轟かせました。

中学生の皆さん高校3年間は限られた時間です。
その時間を大切に「あなたの夢を実現する学校 山村国際高等学校」の扉を開けて、山国というステージでさらなるステップアップをしてみませんか。

教職員・在校生一同皆さんのご入学を心よりお待ちしております。