生物部「全国高校生理科・科学論文大賞」で努力賞を受賞しました!

生物部です。本日(12月8日)、神奈川大学より生物部の新井さんの研究「マウス腸内フローラから健康食品の機能性を探る」が、「努力賞」(全国第3位)受賞と連絡が入りました。

この研究は、健康食品であるマヌカハニーをマウスに与え、腸内フローラ(善玉菌の優勢)の改善を図るものです。高価なマヌカハニーには抗菌活性成分が多く含有され、その機能性は高いです。しかし、今回は人々の健康寿命が延びる中、健康食品にお金をかけることなく、安価なマヌカハニーでもサポート食材を添加すれば、高価なマヌカハニーと同等な腸内フローラのバランス改善に機能すると発表しました。これは、セルフケア(健康の維持増進)に適する健康食品としての可能性につながります。ヒトと同じ哺乳動物であるマウスを使った研究ですので説得力があったのだと思います。

なお授賞式は、来年の3月11日に神奈川大学で催されます。また論文は、「未来の科学者との対話16」として出版が予定されます。ありがとうございました。