「なぜ」があるから進歩がある【令和3年3学期】

頑張れ 山国生

校長 中山 達朗

 令和4年度第1学期は、本日をもって終了します。コロナ禍における教育活動は、まだまだ完全実施とはいえませんが、通常の状態に近い形で実施することが出来ました。
これも、生徒皆さん並びに保護者の皆様のご理解、ご協力の賜物であると感謝申し上げます。

 さらに、対外的な部活動の大会、コンクール、コンテストでは、観客を入れて実施・運営する関係団体も多くなり、一昨年、昨年とは違い生徒の皆さんにとって励みのあるものになってきたことと思います。
こうした中、本校の部活動は、生徒の皆さん一人一人の頑張りにより、大いに健闘しております。
現在「ダンス部」「バトントワーリング部」「吹奏楽部」が全国大会出場を決めております。

 さて、本日は人としての成長や進歩について。特に「なぜ」と「進歩」の関係について考えたいと思います。
「子どもの心には私心がない。とらわれがない。良いものは良い、悪いものは悪い。
だから、思わぬ物事の本音をつくことがしばしばある。」子どもは、こうして「なぜ」と問うたとき、その答えを教えられて、その教えを素直に自分で考えて、さらに「なぜ」と問い返す。
その問いと答えのやり取りが、子どもを一日一日成長させてゆくのです。

 私たち大人もまた同様に、日進月歩を求めていくには、常に「なぜ」と問わねばなりません。そして、そこでの教えを基に、他からの教えを受け入れる柔軟性や弾力性、さらに素直で一生懸命さがあれば、「なぜ」と問うタネが生か
されるのではないでしょうか。
しかし、それを見失って、今日は昨日のごとく、明日も今日のごとく、十年一日のごとき形式だけに捉われたとき、その人の進歩は止まるのではないでしょうか。

 「人は考える動物」と言われます。考えることにより困難から脱する解決方法を見出します。
反面様々な悩みが生ずることもあります。成長や進歩は、思考・悩み・工夫・改善により達成できるものです。
生徒の皆さんが一つ一つ、一日一日成長していくには、既成の概念にとらわれることなく素直な心をもって、失敗を恐れず、新たな取組みに果敢にチャレンジすることが大切なのではないでしょうか。
是非、「なぜ」という研究心をなくすことなく頑張っていってください。

 明日から始まる夏休みは、部活動や補習など、皆さん一人一人をより成長させるための時間となります。特に、3年生にとりましては、高校生活最後の夏休みであるとともに、進路決定に大きな影響を及ぼす重要な時になります。自
分自身の目標をしっかりと見定め、有意義な時間を過ごしてください。

それでは、9月1日に生徒の皆さん全員が、健康に留意され元気な姿で再会することをお願い申し上げ、第1学期の校長だよりといたします。

~令和4年7月20日(水)第1学期校長だより~