人事を尽くして天命を待つ【令和3年3学期】

頑張れ 山国生

校長 中山 達朗

 令和3年度第3学期は、本日をもって終了します。第1学期から新型コロナウイルス感染症拡大による時差・分散登校、オンライン授業、行事の中止や縮小など、昨年度と同様に通常の教育活動とはかけ離れたものになりました。

 こうした中、生徒の皆さんは学習・生徒会活動・ボランティア活動・部活動などそれぞれの立場で前を向いて頑張ってくれました。特に、先日埼玉新聞に掲載されました医療従事者の方へ感謝の意を示したモザイクアートは見事な作品に仕上がりました。製作にあたった生徒会・よさこい部・福祉部・放送部の皆さんご苦労様でした。

 さて、本日の校長だよりの演目は「人事を尽くして天命を待つ」についてです。

 人は、どんな時でも決して自らの結果に対して悲観してはいけません。悲観してしまうと知恵も枯れて公正な判断ができなくなり、為すべきことが分からなくなってしまうからです。どんな結果であっても悲観せず、どこにその原因があるのか、冷静に分析することが大切です。さらに、目標や志を失わず持ち続けることです。そうすることにより、道はおのずと開けてくるものです。それが、昔から言われている「人事を尽くして天命を待つ」という言葉です。

 どんな時でも、やれるだけのことはやらなければいけません。考えてそれが正しいと信じたら、誠心・誠意やらなければならないのです。しかし、人事を尽くせばすべて良し、すべて解決するかというと決してそうではありません。そこには、人の力以上のものが働くことがあるからです。運命というか自分に与えられた天命があるのです。

 これからの生活において、時として様々な困難があるかもしれません。しかし、どんな時でも、志を失うことなく、自分自身可能な限りの努力をしてほしいということです。
そして、結果を含めて次の事態を静かに待つことです。期待どおりにいくことも逆に期待に背かれることもあるでしょう。自分はできる限りのことはした。そうして待つとき、必ず新しい道が自然と開けるのではないでしょうか。

 このことは、皆さんが日々取組む教育活動にも結びつけることが出来るのではないでしょうか。試験でも部活動の大会・コンクール・コンテストでも、自分が今やるべき準備をしっかり行い、心落ち着かせその場面を待つ。そのことが成功体験へとつながるのではないでしょうか。「人事を尽くして天命を待つ」ことで、様々なことに挑戦をしていってください。

 春季休業中は皆さん一人一人にとって新しい学年でのスタートに向け準備の時間となります。春期講習や部活動などにも熱が入ってくると思いますが、自身の健康管理には十分留意され過ごしてください。

 保護者の皆様におかれましては、コロナ禍の厳しい状況下におきましても、本校の教育活動にご理解・ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。お陰さまで本日の修了式を迎えることが出来ました。誠にありがとうございました。

 最後に、4月6日(水)には、生徒の皆さん全員がそろって、令和4年度第1学期がスタートできることを願っています。

令和4年3月22日(火)