令和7年度 第75回卒業式 式辞
奥武蔵の山々から吹く風も柔らかさを増し、冬の寒さに耐えてきた木々の芽が微か(かすか)に膨らみを増し、春の息吹が漂いはじめ、まさに百花が咲きほころびようとするこの佳き日に、多数のご来賓、保護者の皆様並びに学園関係者のご臨席を賜り、令和七年度 学校法人山村学園 山村国際高等学校、第七十五回卒業式が厳粛に挙行できますことは、教職員一同この上ない喜びであります。
ただ今、311名の卒業生の皆さんに卒業証書を授与いたしました。
ご卒業おめでとうございます。3年前の4月、入学式を終えた頃は、まだコロナ禍でしたが、5月になり新型コロナウィルス感染症の分類変更に伴い、通常の教育活動が再開されました。
以来 校訓である「質実」「英知」「愛敬」のもと素直な気持ちで、高い知性と優れた想像力を発揮し、勉強、部活動、学校行事、委員会活動に熱心に取組んできました。
特に、1年生の時にベルーナドームで開催された学園創立100周年記念祭では、先輩方とともに生徒実行委員会や部活動において、光輝ある百年の歴史と伝統並びに先人の想いを次世代に継承する大役を果たしました。
こうした学びの中から、知性豊かに、心を養い、身を練り鍛え、社会に貢献できる人材として大きく成長しました。明日からは、それぞれの道へと向かいます。この晴れの門出にあたり、心から幸多かれとお祈りいたします。
またこの間、陰に陽にお子様を育み支えてこられました保護者の皆様方にも改めてお祝い申し上げます。お子様のご卒業、誠におめでとうございます。
さて、21世紀に入って四半世紀が経ちました。現在の日本は、国の内外に多くの問題を抱え、難しい選択に迫られています。国際情勢に目を向けるとロシアとウクライナとの問題や中東情勢をはじめ国家間の利害対立が解消されないことによるパワーバランスの急激な変化やテロやサイバー攻撃などの新しい脅威の出現により、これまで、安心・安全・不変と思われていたことが次々と崩れ、世界は変化の激しい不透明な時代が続くことが予想されます。
国内的は、近年の気候変動は、環境破壊や資源エネルギーの浪費による「地球温暖化」がもたらす異常気象として、私たちに警鐘をならしているのかも知れません。さらに、原油価格の高騰、株価の下落、円安などの経済状況、少子高齢化による労働人口の減少・働き方改革など新たな課題とともに、日本の社会や経済の成長・発展を損なう状況は解決されていません。
皆さんは、これらの課題解決に向け、果たすべき使命を託されています。
こうした大きな期待を担って、巣立っていく皆さんへ餞(はなむけ)の言葉を申し上げます。
「高い志と夢を持ち続け欲しい」ということです。夢や志の実現には単に思い、空想を描くのではなく、自らの生活の中で目標をたて、切磋琢磨して目的達成までやり抜くことであると考えます。まさに、本校で取組んだ教育活動そのものが全て志や夢を追う時間であったと思います。そこには、様々な思いと動きがありました。
進路の実現に向けて、受験勉強のため、毎晩遅くまで机に向かい、時が過ぎることを忘れて、演習問題や論文作成などに取組んだこと。
学校行事では、生徒会・文化祭実行委員会を中心に企画・運営し、入場者が大幅に増加し、最高の笑顔で山国生らしさを発揮した紫藤祭。
体育委員がリーダーとなり、クラスの団結と輪をより高めることが出来た体育祭。
修学旅行実行委員が取りまとめ、ローズガーデン・アグロドーム・ロトルア湖、先住民マオリ族の戦いの舞「HAKA」 「シティ・オブ・セイルズ(帆の街)」オークランドなど五年ぶりに復活したニュージーランドへの修学旅行。
そして、部活動では、力の限りのプレイ・演技・演奏・作品制作・研究発表などにより、多くの方を魅了するとともに、力の限りを出し尽くした皆さんの思いは、大きな拍手や歓声とともに、熱い感動と勇気を与えました。
こうした様々な活動に、真面目に真摯に取り組んだ皆さんを自慢の卒業生として誇りに思います。
夢や志の実現までの道のりは、常に平坦なものではないかも知れません。挫けずに自分の出来る限りの努力を継続することが大切です。
「人事を尽くして天命を待つ」「天は自ら助けるものを助ける」と言う言葉があります。一生懸命な人、誠実な人には、必ず理解者が現れ、思いや願いが叶うものです。新たに始まるステージにおいても、高い志と夢を持ち続けください。
結びに、保護者の皆様にお礼とお願いを申し上げます。
入学以来、この三年間、ときには厳しく、ときには温かく、そして、優しくお子様を励まし支えていただくとともに、本校の教育活動に絶大なるご理解とご協力を賜りましたことに心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
親という文字は、「立つ木を見る」とあります。三年前お預かりしました幼木が「若木」として立派に成長いたしました。自信をもって保護者の皆様へお戻しいたします。
このように成長を遂げた「若木」がしっかり根を張って、より成長し成木となるまで、お子様たちを温かく見守っていただきますようお願い申し上げます。
卒業生の皆さんにとりまして「山村国際高等学校」は、生涯にわたり母校です。山国で出逢った友・仲間・先生方とのつながりをいつまでも大切にしてください。
これからも嬉しい報告や相談したいことがありましたら遠慮なくお越しください。私にとりましても、卒業生の皆さんと過ごした時間や保護者の皆様、地域の皆様、教職員並びに学園関係者の方々との出逢いは、財産であります。
そして、諸先輩が百有余年の時を重ね、脈々と築き上げてた山村国際高等学校の実績と伝統を更に確かなものとし、卒業生の皆さんが母校として誇れる学校づくりに一層邁進することをお約束いたします。
それでは、卒業生の益々のご健勝並びにご発展、ご臨席賜りました皆様方のご多幸とご繁栄をご祈念申し上げ式辞といたします。
ただ今、311名の卒業生の皆さんに卒業証書を授与いたしました。
ご卒業おめでとうございます。3年前の4月、入学式を終えた頃は、まだコロナ禍でしたが、5月になり新型コロナウィルス感染症の分類変更に伴い、通常の教育活動が再開されました。
以来 校訓である「質実」「英知」「愛敬」のもと素直な気持ちで、高い知性と優れた想像力を発揮し、勉強、部活動、学校行事、委員会活動に熱心に取組んできました。
特に、1年生の時にベルーナドームで開催された学園創立100周年記念祭では、先輩方とともに生徒実行委員会や部活動において、光輝ある百年の歴史と伝統並びに先人の想いを次世代に継承する大役を果たしました。
こうした学びの中から、知性豊かに、心を養い、身を練り鍛え、社会に貢献できる人材として大きく成長しました。明日からは、それぞれの道へと向かいます。この晴れの門出にあたり、心から幸多かれとお祈りいたします。
またこの間、陰に陽にお子様を育み支えてこられました保護者の皆様方にも改めてお祝い申し上げます。お子様のご卒業、誠におめでとうございます。
さて、21世紀に入って四半世紀が経ちました。現在の日本は、国の内外に多くの問題を抱え、難しい選択に迫られています。国際情勢に目を向けるとロシアとウクライナとの問題や中東情勢をはじめ国家間の利害対立が解消されないことによるパワーバランスの急激な変化やテロやサイバー攻撃などの新しい脅威の出現により、これまで、安心・安全・不変と思われていたことが次々と崩れ、世界は変化の激しい不透明な時代が続くことが予想されます。
国内的は、近年の気候変動は、環境破壊や資源エネルギーの浪費による「地球温暖化」がもたらす異常気象として、私たちに警鐘をならしているのかも知れません。さらに、原油価格の高騰、株価の下落、円安などの経済状況、少子高齢化による労働人口の減少・働き方改革など新たな課題とともに、日本の社会や経済の成長・発展を損なう状況は解決されていません。
皆さんは、これらの課題解決に向け、果たすべき使命を託されています。
こうした大きな期待を担って、巣立っていく皆さんへ餞(はなむけ)の言葉を申し上げます。
「高い志と夢を持ち続け欲しい」ということです。夢や志の実現には単に思い、空想を描くのではなく、自らの生活の中で目標をたて、切磋琢磨して目的達成までやり抜くことであると考えます。まさに、本校で取組んだ教育活動そのものが全て志や夢を追う時間であったと思います。そこには、様々な思いと動きがありました。
進路の実現に向けて、受験勉強のため、毎晩遅くまで机に向かい、時が過ぎることを忘れて、演習問題や論文作成などに取組んだこと。
学校行事では、生徒会・文化祭実行委員会を中心に企画・運営し、入場者が大幅に増加し、最高の笑顔で山国生らしさを発揮した紫藤祭。
体育委員がリーダーとなり、クラスの団結と輪をより高めることが出来た体育祭。
修学旅行実行委員が取りまとめ、ローズガーデン・アグロドーム・ロトルア湖、先住民マオリ族の戦いの舞「HAKA」 「シティ・オブ・セイルズ(帆の街)」オークランドなど五年ぶりに復活したニュージーランドへの修学旅行。
そして、部活動では、力の限りのプレイ・演技・演奏・作品制作・研究発表などにより、多くの方を魅了するとともに、力の限りを出し尽くした皆さんの思いは、大きな拍手や歓声とともに、熱い感動と勇気を与えました。
こうした様々な活動に、真面目に真摯に取り組んだ皆さんを自慢の卒業生として誇りに思います。
夢や志の実現までの道のりは、常に平坦なものではないかも知れません。挫けずに自分の出来る限りの努力を継続することが大切です。
「人事を尽くして天命を待つ」「天は自ら助けるものを助ける」と言う言葉があります。一生懸命な人、誠実な人には、必ず理解者が現れ、思いや願いが叶うものです。新たに始まるステージにおいても、高い志と夢を持ち続けください。
結びに、保護者の皆様にお礼とお願いを申し上げます。
入学以来、この三年間、ときには厳しく、ときには温かく、そして、優しくお子様を励まし支えていただくとともに、本校の教育活動に絶大なるご理解とご協力を賜りましたことに心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
親という文字は、「立つ木を見る」とあります。三年前お預かりしました幼木が「若木」として立派に成長いたしました。自信をもって保護者の皆様へお戻しいたします。
このように成長を遂げた「若木」がしっかり根を張って、より成長し成木となるまで、お子様たちを温かく見守っていただきますようお願い申し上げます。
卒業生の皆さんにとりまして「山村国際高等学校」は、生涯にわたり母校です。山国で出逢った友・仲間・先生方とのつながりをいつまでも大切にしてください。
これからも嬉しい報告や相談したいことがありましたら遠慮なくお越しください。私にとりましても、卒業生の皆さんと過ごした時間や保護者の皆様、地域の皆様、教職員並びに学園関係者の方々との出逢いは、財産であります。
そして、諸先輩が百有余年の時を重ね、脈々と築き上げてた山村国際高等学校の実績と伝統を更に確かなものとし、卒業生の皆さんが母校として誇れる学校づくりに一層邁進することをお約束いたします。
それでは、卒業生の益々のご健勝並びにご発展、ご臨席賜りました皆様方のご多幸とご繁栄をご祈念申し上げ式辞といたします。
令和8年3月3日
学校法人山村学園 山村国際高等学校
校長 中山 達朗

学校長 中山 達朗
