Principal's Newsletter勤勉努力の習性を身に付けよう

 令和7年度第1学期は本日をもって終了します。予定された教育活動は滞りなく実施できました。各種行事に積極的に取り組み、特に体育祭では昨年度に引き続き団対抗が取り入れられ、競技・演技・応援全てにおいて、生徒の皆さんの頑張りや笑顔が一段と印象付けられた一日でした。

 さて本日は、若い時に勤勉努力の習性を身に付けることの大切さについて考えてみたいと思います。
習性や習慣と言うものは恐ろしいもので、悪いものと良いものがありますが、どちらも、ちょっとやそっとでは消えないものです。
まして、年齢を重ねてから、怠け心を差し置いて、勤勉になりなさいと言ってみてもそう簡単にはなれないものです。そのためにも、若いうちに様々な事にチャレンジして勤勉努力の大切さを認識し、良い習性を身に付けておくことが大切です。
この良き習性を得ることで、自らの能力・個性・特性を伸ばすとともに、あらゆることに的確に順応できる力が養われ、努力を継続することの重要性「継続は力なり」を認識することになります。
さらに、その人が自分自身を勤勉努力家とは思わなくとも、その人の行為自体が成功体験であり、そのものすべてが、その人の財産となり大きな力になるものです。このように、物事に対し真面目に取り組むことが皆さん自身を成長させる最大の要因であると考えます。

明日から始まる夏休みは、進路補講や部活動をはじめ様々な教育活動において、皆さん一人ひとりをより成長させるための時間となります。
特に、3年生にとりましては、高校生活最後の夏休みであるとともに、進路決定に大きな影響を及ぼす重要な時になります。自分自身の目標をしっかりと見定め、有意義な時間を過ごしてください。

結びに、保護者の皆様におかれましては、日頃より本校の教育活動にご理解並びにご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
それでは、生徒の皆さん一人ひとりが健康等に留意され、9月1日(月)に元気に登校することをお願い申し上げ、第1学期の校長だよりといたします。


~令和7年7月19日(土)第1学期校長だより~