2021 Principal's Greetings学校長挨拶

山国で大いなる未来へ羽ばたこう
あなたの夢を実現する学校 山村国際高校
学校長 中山 達朗 学校長 中山 達朗

本校は大正11年9月1日「裁縫手芸伝習所・山村塾」が開設されて以来、保護者・地域・関係者の皆様の温かいご支援・ご協力により、2022年に学校創立100周年を迎える伝統ある高等学校として発展して参りました。

この間、校訓である「質実・英知・愛敬」のもと、素直な気持ち、感謝の気持ちをもって働く人間。高い知性と優れた創造力を発揮できる人間。人を慈しみ、尊敬する心を持った人間の育成に励んでおります。

特に、「国際高校」の名のもと、国際化の時代に適応できるよう各学年に英語の外国人教諭を配置するとともに、2年次におけるニュージーランドへの修学旅行、1年次のイングリッシュスキルアップセミナー及び希望者によるアメリカサンディエゴ市や福島県ブリティッシュヒルズでの語学研修、実用英語技能検定・GTEC英語4技能検定試験対策など英語教育力の強化を図っております。

そして、生徒の個性や能力・特性をより伸張するために様々な取り組みが展開されております。学力及び進路実績の向上を目指して設定されているコースは、大学進学に特化した特別進学コースA・B、多様な進路希望を実現できる進学コース、食物・保育への進路希望を支援するライフデザインコースなど生徒一人一人の夢の実現に向けた教育を推進しております。

その成果として、令和2年度卒業生の主な大学進学実績においては、進学率の向上は勿論のこと進学先などの質的向上も一層見られ、私立大学における現役合格校数は328校、難関私立大学の早稲田・上智・東京理科大やGMARCHへの合格者数の増加、日東駒専・大東亜帝国などへも多くの合格者を輩出しました。国公立大学では横浜国立大学や防衛大学校をはじめ、生徒・保護者の皆様の期待に応える実績を上げております。  さらに、一般受験に特化した特別講座、発展的な学習指導や苦手教科の克服を図るための放課後セミナー等の学力向上を支援するための体制を構築しました。

また、部活動などの特別活動においては、生徒一人一人が自己実現を体現できるよう日々の練習・研究・稽古・トレーニングに励んでおります。

令和2年度は、コロナ禍における大会等の中止や規模縮小、そして練習時間制限の中、吹奏楽部・ダンス部・バトントワーリング部・生物部などが全国大会へ出場し「山村国際高等学校」の名を轟かせました。

特に、吹奏楽部においてはブラスシンフォニーコンクール全国大会で優勝、ダンス部はダンス高校選手権で6位入賞を果たすとともに、新型コロナウイルス感染症拡大防止を徹底しながら部活動に取り組む姿勢が評価され、NHK「勝敗を越えた夏2020~ドキュメント日本高校ダンス選手権」に取り上げられ放映されるなど特筆すべきものがありました。

中学生の皆さん、高校3年間は限られた時間です。その時間を大切に「あなたの夢を実現する学校 山村国際高校」の扉を開けて、様々な体験をとおして充実した時間を過ごし、大いなる未来へ羽ばたいてください。教職員・在校生一同皆さんのご入学を心よりお待ちしております。