学校法人山村学園 山村国際高等学校

校長だより

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守(しゅ)・破(は)・離(り)【令和2年1学期】

頑張れ 山国生

校長 中山 達朗

令和2年度第1学期も本日で終わります。
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から4月、5月と臨時休校並びに休校延長により、6月1日から学校再開に至りました。
その間、ICTを活用したオンライン授業の実施など、通常の教育活動とは違う一面が多かったものの、教育に対する先生方の献身的な姿勢とそれを受け止める生徒の真面目さと頑張りによって、山村国際高校としての教育力を大きく低下させることなく臨時休校を終えることが出来ました。
改めて感謝申し上げます。

さて、本日は「守・破・離」という言葉について申し上げます。
「守」とは守ること、「破」とは破ること、「離」とは離れることを表した文字です。
これは日本に古くから伝わる武道や芸道の修行や「学び」の段階あるいは内容を表したものです。
日頃の皆さんの学習や部活動の練習にも相通じるものがあると思います。

まず「守」は、最初の基礎・基本の段階といえます。
この段階は、指導者の教えを守って正しい動きや動作・技術を身につけることが求められます。
そのためには「質より量」が大切であり、高度な技術を身につけてある程度になるまでに多くの時間を要する時です。

次に「破」は、「守」の応用段階といえます。
基礎・基本を元にして自分の得意技を磨く時期ともいうことができます。
柔道で例えれば、井上康生(現全日本監督)の内股です。相手が警戒していても掛かってしまうような鋭い切れのある技であり、この段階になると、量的ではなく質的な充実が求められる時期であるといえます。

そして、最終「離」の段階は、最も進んだ段階として「他人にはない独自のものを身につけた状態」ということができます。
様々な分野でいわゆる名人・達人といわれるもので、野球で言えば日本で9年間、アメリカ大リーグで19年間活躍したイチロー選手です。
4367安打も「離」の段階の技能だと考えて良いと思います。

さて、ここで「守」「破」「離」を生涯学習のスパンで当てはめてみると、小・中・高校までの段階は、基礎・基本が中心なので「守」、大学・専門学校の段階が「破」、社会に出て働く段階を「離」と考えられそうです。
そのため、高校時代は、上級学校で学ぶための基礎・基本をしっかりと身につける時期です。「守」の段階の「量の多さ」がより強烈な得意技を身につける「破」の段階に大いに影響してきます。
基礎・基本をおろそかにし、時間をかけずにいると、得意技どころか応用技すら身につけることが出来ません。
そこで、皆さん自身が、学習や部活動において「守」の段階である基礎・基本をしっかりと身につけるための「量」の時間が確保されているかどうか考えてみましょう。
特に、学力の向上は、基本的生活習慣と家庭学習との相関関係により成り立ちます。
よりハイレベルな自己実現のためにも、学習量の確保に向け努力してください。

最後になりますが保護者の皆様におかれましては、1学期の間臨時休校やオンライン授業の実施におけるご理解並びにご協力を賜り誠にありがとうございました。
保護者の皆様方のお力添えにより第1学期を終えることが出来ました。
ありがとうございました。

第2学期におきましてもご支援の程よろしくお願い申し上げます。
生徒の皆さんにとりましては、短い夏休みですが、第2学期の準備期間として、また、3年生にとりましては進路実現に向けて有意義な時間を過ごしていただきたいと思います。

そして、新型コロナウイルス感染症及び熱中症対策を徹底し、8月21日には生徒の皆さん全員が元気に登校していただくことをお願いし、校長のあいさつといたします。

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