生物部です!2月1日に発行されました「化学と生物(日本農芸化学会会誌)Vol.60,No.2(2022)」の農芸化学@High Schoolに稲田さんの研究論文が掲載されました。掲載の理由は、日本農芸化学会2021年度 仙台大会で催されたジュニア農芸化学会(2021.03.19 Web開催)において稲田さんが発表しました「女子必見!肥満マウスでも乳酸菌チョコレートでダイエット!」(銅賞受賞)が編集委員の先生方から興味深い研究として推薦(86演題の中から6演題)をいただいた関係です。なお、掲載論文の表題は編集により「乳酸菌チョコレートは肥満マウスに体重の減少効果!」です。

稲田さんは、この掲載された研究を基に、さらに検証を進め、昨年(2021年)は肥満オスマウスだけではなく肥満メスマウスでも乳酸菌チョコレートでダイエットの効果が認められたため「女子必見!肥満マウス(オス・メス)でも手作り乳酸菌チョコレートでダイエット!」として発表しました。発表した主な大会は、サイエンスキャッスル2021関東大会においてオーラル発表に選出され「弘前大学COI賞」を受賞。また、第12回坊っちゃん科学賞研究論文コンテストでは「優良入賞」を受賞。さらに日本動物学会第92回米子大会(web開催)では「ポスター賞」を受賞(他、6大会で受賞)するなど、コロナ禍ではありましたが生物部のエースとして大活躍しました。高校卒業後は、大学に進学して食農の専門家となり人々の健康向上につながる研究を追求したいと抱負を述べています。研究指導の担当(顧問・コーチ)としては嬉しい限りです(論文は、下に掲載いたしましたが、日本農芸化学会のHPより閲覧も可能です)。

 

  化学と生物 2月号